手ぶら割

富士山にはこれを持っていこう!必要なアイテム紹介

富士山にはこれを持っていこう!必要なアイテム紹介

登山経験はないけれど、人生で一度は富士山に登ってみたい!
富士山は、そんな思いつきでも初心者の方にぜひ挑戦してもらいたい山です。
日本一高い山に、初心者が突然登るなんて無理だろうと思うかもしれませんがそんなことはありません。
トレーニングなどはするに越したことはありませんが、富士山は、時間に余裕を持って自分のペースで登れば初心者にも登ることができます。
ただ、装備はしっかり。これは経験者であれば誰もが皆口を揃えて言います。
そこで、富士登山に絶対必要な物、あると便利なグッズなどを重要度順に紹介します!

1.重要度MAXアイテム

富士登山重要度MAXアイテム日焼け止め

・リュック、登山靴、登山ウェア
これは持ち物というより基本の装備ですが、三種の神器はこの三つです。
レンタルでも構わないので必ずしっかりしたものを選ぶといいでしょう。
逆を言えば、この三つさえしっかりしていれば他の装備は手持ちの物でも対応できる物ばかりです。

・日焼け対策に。帽子、サングラス、日焼け止め
山の紫外線はとても強く、平地の何倍にもなります。
富士山は登れば登るほど気温は下がりますが、紫外線は標高に比例して高くなります。頂上付近では平地の3倍近い紫外線を浴びることになるので日焼け対策は男女問わずとても大切になります。
また富士山は風も強く砂埃も舞うので、帽子は必須アイテムです。標高の高い山は気温差が激しいので、メッシュ素材が入っていると蒸れることなく快適です。
キャップタイプも人気ですが、日焼けを気にする場合はつばの広めな物がいいでしょう。
強い日差しと砂避けという意味でサングラスもあるといいでしょう。スポーツタイプのサングラスは、ズレにくくフィットして紫外線予防もかなりしっかりしているのでおすすめです。
日焼け止めはなるべくSPFが高い物、汗で流れにくいウォータープルーフタイプの物がおすすめです。男性にはあまり聞き慣れない言葉だと思いますが、日焼け止めを塗らないとまだらに焼けて痛くなるので要注意ですよ!

・タオル3枚くらい
登山時は、とにかく汗をかきます。私はいつも1枚を首に巻いて(日焼け対策も兼ねて)1枚は腰に挟みます。腰回りもかなり汗をかきますし、腰に挟むことによってリュックの負担が少し軽減されます。
夏登山では特に、少し歩いただけで首に巻いたタオルがビシャビシャになります。タオルは2枚以上あった方がいいでしょう。
とは言ってもタオルはなかなかかさばるので、おすすめなのは速乾性で、薄手のものです。
スポーツブランドの物や、機能性重視の物、手ぬぐいを愛用してる人もあるので、お好みで色々試してみて下さい。

・水
汗をかく分、水分はこまめに摂るのが大切です。富士山でしたら、私はだいたい1.5リットル持って行きます。富士山は山小屋も多く、それぞれに売店があるので荷物を軽くしたい方は途中で購入することをおすすめします。ただ、山の水は高いです。しかも登れば登るほど高くなります。それだけ山に物資を運ぶのは大変ということですね。
「水に500円は出したくないな〜」という方は少し重いですが持って行きましょう。

・行動食
行動食というのは、登山時に持ち歩いて休憩の際に栄養補給するお菓子や食べ物のことです。
何か口に入れると気分転換にもなりますし、甘いものや甘酸っぱいものは疲労回復にもってこいです。
もし遭難してしまったときの非常食にもなるので何かしら入れておくといいでしょう。
メジャーなところでカロリーメイト、塩飴、グミ、ドライフルーツなどです。
私が大好きなのが甘酸っぱいグミ系で、食べると口の中がさっぱりするし、酸っぱいものは疲れをスッと取ってくれます。
汗をたくさんかくので塩タブレットや小梅ちゃんもいいですよ。

・小銭
富士山のトイレは有料です。
賽銭箱みたいなものにコインを入れるタイプで、その都度小銭が必要なので、100円玉を多めに持っておくことをおすすめします。

・防寒着
これは持ち物というより装備になりますが、富士山の頂上と地上との気温差は20℃以上になります。山開きは夏の間のみなので平地の気温は真夏の25℃〜35℃ですが、標高3776mでは雪が残るほどの寒さ、だいたい2℃〜5℃くらいでとにかく寒いです。
体を動かしているとはいえ、標高が上がるにつれてどんどん下がっていく気温に体力が奪われないよう、上手に重ね着していくようにしましょう。
頂上ではスキーウェアでもいいくらいです。かさばりますが、絶対に持って行って下さい!

・ヘッドライト
御来光登山はもちろん、日帰り登山の場合でも日が暮れてしまうこともあるのでヘッドライトは必需品です。

2.必要そうなら持っていこう。人によっては必需品アイテム

必要そうなら持っていこう。人によっては必需品アイテム

・薬、絆創膏、テーピング等
富士山は標高が高く、それによって具合が悪くなる人が多数います。頭痛になりやすい人は頭痛薬、お腹を下しやすい人は整腸剤など、念のため持って行くのがおすすめです。
岩場なども多少はあるので絆創膏もあるといいでしょう。
また、膝を痛めたときなどのためにテーピングを持参する人も多いのですが、テーピングはあくまでも応急処置ですので、「おかしいな」と思ったら絶対に無理はしないで下山する選択肢も考えてください。

・ストック
ストックは、2本タイプと1本タイプとありますが、足腰に自信のない方には2本タイプをおすすめします。四足歩行になるので足の負担が激減しますし、下り時の砂走りコースではスキーのストックのように使うことができます。
大抵は小さく畳めるようになっているので、使わない時は小さくしてリュックに引っ掛けておくといいでしょう。
杖といえば、富士山は5合目に杖が売っています。
それぞれの山小屋で焼印をつけてもらえるので、6合目7合目と登って行くうちに焼印が増えていくのもスタンプラリーのようで楽しいです。記念にこの杖を買って登るのはいかがでしょう?

3.あると快適アイテム

・砂避けスパッツ
レッグウォーマーのような形の砂避けスパッツは、砂地が多い富士山ではあった方がいいアイテムです。
富士山は途中、蟻地獄のような歩きづらい砂地が多いのですが、そこでは砂が靴に入るのがかなりストレスです。
逆に私はこのスパッツ、富士山以外では使ったことがありませんが、帰り道に砂走りがある須走ルート、御殿場ルートを選んだ方は特に、高い物ではないので買っておいた方がいいでしょう。

・携帯の予備バッテリー
富士山では大抵の場所で電波が届かないことも多いのですが、そのせいか充電が減るのが極端に早いです。ところどころ電波が入るので、緊急時の際の為に予備バッテリーも持っていた方が安心です。

・汗拭きシート
すっきり系の汗拭きシートはあるととても快適です。とにかく汗をかくのでメンソール系がおすすめです。
痛いくらいスースーするメンズ用のシートで拭き、風に当たると気持ちいいです。
拭いた後は、日焼け止めを塗り直すことを忘れずに!

まとめ

富士登山持ち物まとめ

登山には、装備の他に細々と必要なアイテムが多いです。富士山が標高が高いのに初心者向けだと言われているのは、山小屋が多く、トイレや売店の心配があまりないこと、道に迷う心配があまりないことでしょう。
しかし、防寒対策、日焼け対策など怠ると体力を奪われ体調不良を起こす可能性も高いので万全の準備で臨んでください!

summer

コラム一覧へ戻る