手ぶら割

山に紅葉を見に行こう!紅葉登山の防寒について

山に紅葉を見に行こう!紅葉登山の防寒について

秋も深まり、今年はどこの紅葉を見に行こう?と悩み中の方、今年は山に紅葉を見に行ってはいかがでしょう?

1.紅葉登山の魅力

季節が秋から冬へと移り変わる時期、気温が下がることによって木々が色づく紅葉。もちろん、緑の多い公園やお寺や神社でも紅葉で有名なところが多数ありますが、山での紅葉狩りは一味も二味も違います。

登山道がカラフルになり普段より歩くのが楽しいのはもちろんのこと、最大の魅力は、山頂や稜線など開けた場所から見渡す山々が赤黄橙と見事に染まる様です。

天気の良い日であればなお、青空と紅葉の山々のコントラストははっとするほどの美しさです。
そんな山全体、場所によっては山脈全体が色づく様子は、ちょうどいい時期に山に登らなければ見ることができません。

2.山の紅葉シーズンは?

もみじイメージ

紅葉の時期は、9月後半〜11月で、気温の低い北から順に南下していきます。
北海道は日本一紅葉が早く、9月中旬から。東北も多くの山が9月中に見頃を迎えます。
関東では、早いところでは9月下旬から紅葉を楽しめる山もありますが、多くは10月中旬頃、低山では平地と同じくらいの11月が見頃になります。
西日本では低山が多いこともあり、11月後半まで紅葉を楽しむことができます。

「紅葉登山」がテーマの場合、登る日程に合わせてちょうど見頃を迎えそうな山を選ぶといいでしょう。

秋口はまだ平地では暑いくらいでも、山の上は一足早く秋らしい、むしろ冬のような気温であることも多く、日照時間も短くなるので夏の登山に比べ注意が必要です。
登山初心者の方でしたら、自分が思っているよりも1枚多く羽織り物を持っていくことをおすすめします。

3.紅葉登山、防寒対策やおすすめグッズを紹介!

紅葉登山イメージ

3-1.秋登山の基本スタイル

まず、トップスは夏と同じく速乾性の良いTシャツなどに、シャツやパーカーのように脱ぎ着がしやすいものを重ねます。私は登山の際は、かなり寒い日でも一番下には速乾性のTシャツを着ています。秋の山は気温が低く厚着するのですが、歩くとすぐに汗をかくからです。どんなに暖かい恰好でも、汗が冷えると体温も体力も持っていかれてしまいます。

メンズ・キャプリーン・クール・ライトウェイト・シャツ | パタゴニア公式サイト | M's Capilene Cool Lightweight Shirt (patagonia.jp)
UNIQLOなどリーズナブルなブランドからもアウトドアブランドからも、それぞれたくさんの速乾Tシャツが販売されているのでお好みの物を選んでみてください。
1番上には雨にも強いゴアテックス素材のアウターがおすすめです。

クラウドジャケット(メンズ)(NP12102) - THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)公式通販 (goldwin.co.jp)
この、THE NORTHFACEのジャケットは定番中の定番なのですが、各アウトドアブランドで出しているレインウェアの中でも、通年使えるちょうど良い厚さでおすすめです。
一番上に着るものは、防水、防風出来るものを選びましょう。

夏登山では短パンやスカート&スパッツコーデ派の方も、秋~冬の登山では、ボトムスは長ズボンにシフトしましょう。
足元が暖かいと、体感温度がかなり変わります。
長ズボンの下に速乾性スパッツを仕込んでおくのもおすすめです。

ちなみに私は、長ズボンにも半ズボンにもなるコンバーチブルタイプの物を愛用していますが、オールシーズン1枚でいけるのでかなり重宝しています。

Columbia ジーンズ Silver Ridge II コンバーチブル
このあたりまでは通年共通のスタンダードスタイルですね。
秋の登山は温度調節がキモと言っても過言ではありません。快適な登山にするには、とにかく暑かったり寒かったりしたらめんどくさがらず脱ぎ着することが大切です。

3-2.1枚重ねるならフリースが便利

少し寒くなってきたと思ったら着るのにちょうどいいのが、薄手のフリースがおすすめです。
アウトドアブランドが出しているものであれば、通気性もよく動きやすく設計されている物が多い為、重ね着しても快適に登ることができます。

モンベル シャミースジャケット
モンベルからは様々な厚さのフリースが発売されていて、中でもこのシャミースジャケットは一番薄手で軽い物です。もう一段厚手のシャミースライニングジャケットも人気です。

春秋の登山でぜひリュックに入れおいてほしいのが、薄手のダウンです。
ダウンジャケットタイプのもの、ベストタイプ、カーディガンのような形と色々ありますが、いずれもゴアテックスの下に着ても着膨れず、暖かいので一枚持っているといいですよ!

ウルトラライトダウンジャケット(3Dカット) (MEN) | ユニクロ (uniqlo.com)
毎年改良されているようで、年々機能性が良くなっています。

また、登山ではコンパクトに収納できることは大切なので、なるべく小さく収納できるものがおすすめです。

3-3.手袋とニット帽など暖かい帽子もリュックに入れておくと〇

紅葉狩り登山では、普段よりも写真を撮ることが多くなるので、特に風の冷たい日は手がかじかんでしまうこともしばしば。
薄手でも手袋があるとないとでは大違いです。つけっぱなしでも快適な登山用の物がおすすめですが、近年ではワークマンなどでもオシャレで機能性抜群なグローブが販売されているので、「小物は安くていいや」という方はワークマンやホームセンターも見てみてください。

携帯カイロなども念のため持っておくのもいいですね。

登山では帽子は通年かぶりますが、寒いとき用にニット帽も入れておきましょう。
下山時や風の強い頂上で長時間過ごすときなど、重宝します。

ちなみに私は、帽子はなるべく派手な色をチョイスしています。登山コーディネートのアクセントになるもの理由の一つなのですが、もし何かの拍子に迷子になった時に目立つからというのが最大の理由です。秋登山は思っていたよりも早く日が暮れ、一気に視界が悪くなるのに加えて、落ち葉などで登山道が埋まると道を間違えやすいのです。(初心者の頃の失敗談)
これは通年いえることですが、遠くからでも目立つアイテムを一つ身に着けておくといいですよ!

まとめ

紅葉登山イメージ

紅葉シーズンの登山は、寒かったり暑かったりと温度調節が難しいのですが、装備次第でとても快適になります。
備えあれば患いなしとも言いますし、しっかり防寒グッズを準備して、壮大な大自然の紅葉を楽しんではいかがでしょうか?

(summer)

コラム一覧へ戻る