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初登山!はじめに買った登山グッズと選び方、その他用意した物紹介

初登山!はじめに買った登山グッズと選び方、その他用意した物紹介
登山を始めるにあたって、自ら「これからは登山を趣味にしよう」と思って始める人は意外にも少ないのではないかと思います。

友達に誘われて始めた人はもちろん、付き合い始めた恋人の趣味が登山だったという人もいるでしょうし、知り合いがSNSに載せてる写真が綺麗だったから、楽しそうだったから、なんて人もいるでしょう。

というのも、私自身、「日本人だから富士山に一回くらい登ってみたいなー!」くらいの軽い気持ちで始めたのがきっかけだったのです。

登山が趣味の友人に相談し、初登山が決まったのはいいのですが、

登山はなかなかに始めるのにお金がかかります。

当時、主人と2人揃って初めての登山だったので、2人分の最低限の用具を揃えたらざっと10万円くらいかかってしまいました。

(今考えるとある程度はレンタルでも良かったのではと思いますが、当時はレンタルショップがあることすら知らなかったのです。)

そしてそんなにお金をかけたのに一回で終わらせるなんて勿体ない!とちょこちょこ登るようになり、ズブズブと山にハマっていったのでした。

そんな私が最初に揃えたもの、店など紹介します。

1.はじめは大型店がオススメ!

まず私が行ったのは、L breathというアウトドア全般が幅広く揃っている店で、登山もスノボもキャンプもここに来ればとりあえずは揃う。といった雰囲気でした。
様々なメーカーのものが置いてありますし、自分の好みや自分の体にどのメーカーが合っているかなど知ることができます。
インターネットのほうが安く種類も豊富ではありますが、初心者のうちは手に取って選ぶことをおすすめします。
それとあの手のショップの店員さんは皆アウトドアに精通しているので話もいろいろ聞くことができます。

2.何より大事な靴選び

花と靴

友人曰く、とにかく靴はちゃんと選べとのことでした。ちゃんと選ぶといっても、最初は売り場を普通の靴の感覚で見ていたので「あ、このデザイン可愛い!サイズも合うしこれにしよう」と思っていた物があったのですが、初心者が適当に選んでるのを感じ取ったのか、すかさずスタッフさんが声をかけてくれました。

まず、どの程度の山に登るかによって靴の種類が変わります。
私は富士山希望だったので、足首がかなりしっかりガードされるもの。
軽めのトレッキングでしたらもう少し軽い物など。

そしてサイズ。
中敷き的なものでサイズを測ってくれて、調べた結果、私に合う富士山に登れる靴は思いの外少なく、3種類ほど。
主人に至っては、普通の人より幅が広く珍しい足の形だったらしく、1種類しか無かったのです。

普通のスニーカーなら許される少しのズレが、登山で10時間くらい歩き続けるとなるととんでもない負債になるとのこと。
これは、マラソンをする人ならなんとなく意味が分かるのではないかと思います。

そしてこの店員さんが選んでくれた靴が、ミラクルフィット!
富士山の長い長い道のりでもどこも1ミリも痛くならずに帰ってこられました。
恐るべしプロの力。

初心者の方、初めての靴選びは必ずプロに相談して下さい!
山で靴が合わない程ツラいことはありませんからね。

3.女子は「しっくり感」と見た目も気にしたい。

靴に合わせた厚手の靴下を選んだら、
次にリュック。
30リットルくらいが妥当とのことなので、30リットルのなかで、背中がしっかり目のクッションになっているものを選びました。
重いものを入れるとまた少し変わりますが、何より、背負った感じがしっくりくることが大事な気がします。
背負った感じがしっくりこない物は、重い物を入れたときにどこかが当たる、痛くなるなんてことがたまにあるのでこの「しっくり感」は意外に大事です。
リュックに関してもこだわりが多い方は多いと思いますが、正直私は一目惚れ。
背負った感じもよく、一目で気に入ったノースフェイスのピンクのリュックに決定しました。

最後にウェア。
今は、ワークマンやUNIQLOでもかなり機能性の高くお洒落で登山に使えそうなウェアがたくさん出ていますね。
当時はまだ機能性の高くお洒落な服は専門店という風習でした。
最初なので、雨にも強いゴアテックスのウェアと登山用スカート、スパッツを購入しました。

スパッツは、後から何回か書い直していますが、テーピングのような機能を持った物もあり、足腰が格段に楽になるのでぜひチェックしていただきたいです。

あとは、ストック(あるとないとじゃ楽さが違う)帽子、速乾性Tシャツ(必須!)
重ね着できるような脱ぎ着しやすい服がなければそれも買ったほうがいいでしょう。

4.水分と食べ物は?

私はいつも、富士山くらいで500mlの水を2本と500mlのスポーツドリンクを2本。
少し低めの山だとスポーツドリンクを一本減らす感じです。
登山に飲料など販売している山小屋がどれくらいあるかも調べてから用意することをおすすめします。
山の水は高いですが、0.5キロ荷物が減るので途中で買うのも手です。

食べ物は、まず途中で食べるお菓子。
これがとても大事。
足を止めて一口お菓子を食べると、ものすごい勢いで元気が出ます。不思議な感覚です。
すぐ手が届くポケットに、甘酸っぱいグミを何種類か入れておくのが私の定番。
種無し梅も疲れた体にはおすすめです。
あとは遭難した時のためのチョコレートなど。

お昼ご飯はそのメンバーにもよりますが、お弁当を持っていく回もありましたし、途中サービスエリアで買った物を持って行ったこともあります。
山の上で料理してくれたメンバーもいましたよ!
これは同行者と相談ですね。

他には、
タオル23枚、
水に溶けるトイレットペーパー(トイレの有無は事前に調べること)
絆創膏
ムヒ(虫に刺された時用)
GATSBYシート(これはメンズがおすすめ!)
地図とカメラ。
ヘッドライト(これは日帰りでも必ず持っていてほしい)

5.まとめ 備えあれば憂いなし

備えあれば憂いなし

登山は、とにかく荷物が多いです。
というか、「備えあれば憂いなし」の精神がかなり大事なのできちんと調べた初心者さんであればあるほど荷物は増えます。
慣れてきて、自分がどのくらい汗をかくのか、どれくらい水分を飲むのか把握し、気温の変化などを予測できるようになりやっと着替えを減らせるようになったり飲料の量を調整できるようになるので、始めは重くてもいいと思います。
「使わないだろう」「晴れの予報だし雨は降らないだろう」「かさばるから1枚置いていこう」が命取りになることもあるので、「もしもの為」をたくさん想定してみて下さい。
また、レンタルショップもあるので、最初はレンタルしてみて必要なもの、あって良かったものを買い足していくのもいいと思います。自分に合った買い方で登山を楽しんでくださいね!



(summer)

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