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山登りに必要な道具一式の費用は?登山後のメンテナンス方法も紹介

山登りに必要な道具一式の費用は?登山後のメンテナンス方法も紹介

山登りの道具を一式揃えたいけれど、費用はどのくらいかかるのだろうと疑問を抱えている方は少なくないでしょう。登山道具は、高額な費用がかかってしまうことが実情です。

さらに登山グッズはメンテナンスも必要です。高いお金を払って購入するため、長持ちさせたいと思う方も多いのではないでしょうか。面倒ですがお手入れも必要です。

もし山登りに飽きてしまった場合、道具がムダになってしまうことも考慮しなければなりません。そこで今回は、山登りに必要な道具や費用からメンテナンス方法などについて、詳しくご紹介します。

1.山登りで使う道具を一式揃える費用の相場は?

山登りに欠かせない登山道具。多くの登山家は専用の道具を揃えて快適に楽しんでいるため、「一度使用してみたい」と考えたこともあるはずです。しかし、道具の値段や選び方がわからないという方も多いでしょう。

一度に山登りで使う道具をすべて揃えると高額になってしまうため、初めから一式揃えなくても問題ありません。
登山入門者はまず、最低限必要な道具を揃えてから、徐々に揃えると良いでしょう。

ここからは、山登りで使う道具の費用をご紹介します。

1-1.「三種の神器」に掛かる費用

登山家に「山登りの三種の神器」と呼ばれている道具は、登山靴・ザック・レインウェアです。機能的かつ快適に山登りを楽しむために欠かせない装備であるため、まず初めに揃えておきたいアイテムと言えるでしょう。

しかし中には、自宅にあるスニーカーやリュック、レインウェアを代用しようと考える方も少なくありません。
快適・安全に山登りを行うためにも、登山靴・登山ザック・レインウェアは、登山専用の道具を用意することをおすすめします。

〇登山靴
硬いソールが足の疲れを軽減します。靴底の凸凹で滑りにくく、足首まですっぽり覆って捻挫や打撲などを防ぎ、足をしっかり守ります。

〇ザック
登山用ザックは縦長のデザインが多く重心が安定して、長時間背負っても疲れにくい構造です。ショルダーとウエストのベルトが肩の負担を軽減します。山登りでの宿泊を想定したたっぷり入る仕様です。ザックカバーがあれば、より確実に雨から荷物を守ります。

〇レインウェア
天気が変わりやすい山登りにかかせない道具です。防水性素材で雨から体を守るのと同時に、ウェア内の湿気を逃しやすい機能で登山中の体を快適に保ちます。

以下は、主要アウトドアメーカーから、ノンブランド品までの価格帯をまとめています。

〇登山靴
費用
10,000~40,000円
特に多い価格帯
20,000円台
〇ザック
費用
5,000~26,000円
特に多い価格帯
10,000~20,000円台
〇レインウェア
費用
15,000~43,000円
特に多い価格帯
20,000円台

1-2.快適・安全に山登りするための道具に掛かる費用

三種の神器以外にも、山登りに役立つおすすめの登山用品があります。万が一に備えて必要なものもあるため、ご確認ください。

ストック
目的
足腰への負担を軽減させる
費用
1,000~25,000円
ヘッドランプ
目的
夜間の登山で視界を良好に保つ
費用
1,000~5,000円
地図・コンパス
目的
山登りでの進路確認や遭難を防ぐ
費用
  • ■地図 1,000円前後(GPS地図 ~10万円)
  • ■コンパス 200~10万円
ファーストエイドキット
目的
万が一の怪我の手当てに
費用
500~2,000円
エマージェンシーシート
目的
風や寒さなどから体温が奪われることを防ぐ
費用
130~8,000円

ちなみに、テント泊の場合はテントやシュラフなども必要になることを把握しておきましょう。雪山登山では、アイゼンなども必要です。

1-3.家にあるものでも代用できる登山道具の費用

後から揃えてもいい山登りの道具は主に登山用ウェアや登山用アンダーウェア類です。
ウェアをはじめ、登山用パンツ・帽子・靴下・防寒着・グローブ・水筒などは専用でなくても代用できます。しかし、登山専用の道具と比較すると機能性は衰えてしまうことが特徴です。

ウェア
費用/5,000~50,000円
登山ズボン
費用/2,000~50,000円
帽子
費用/500~10,000円
靴下
費用/100~1,000円
防寒着
費用/1,000~40,000円
グローブ
費用/500~20,000円
登山水筒
費用/500~6,000円

特に、雪山登山はより厳重な装備が必要です。登山用フリースなどがあると便利でしょう。一度に揃えると費用がかかってしまうため、徐々に揃えることをおすすめします。

2.山登りで使った道具のメンテナンスと保管方法

山登りで使った道具は、使用後そのまま放置してしまうと傷みやすいため注意してください。特に三種の神器と言われる登山靴・ザック・レインウェアは、他の道具と比較すると傷みやすいことが特徴です。
これらは決して安い買い物ではありません。そのため、使うたびにきちんとお手入れして保管しましょう。

また、使用・お手入れを繰り返す毎に防水効果が低下するため、はっ水スプレーの表示を確認後、使用できる商品には防水処理を施すことをおすすめします。本革や人工皮革は使用できないため、注意しましょう。

2-1.登山靴

登山靴は外側の砂や土を落とすことはもちろん、内側の汗や皮脂、臭いなどのお手入れも必要です。
放置すると汚れが落ちなくなり、臭いがきつくなってしまうことがあります。それだけでなく、内部のソール部分が汗や汚れにより加水分解を起こし、剥がれやすくなる可能性もあります。

登山靴の適切なお手入れ&保管方法を、以下にまとめています。

  • ①インソールや靴ひもを取り外し、まずは乾燥させる
  • ②靴の外側の汚れを布かやわらかいブラシでこすり落とす
    ひどい汚れは薄めた専用洗剤、または中性洗剤を使う

    • ・布やゴアテックス素材の場合は薄めたホームクリーニング洗剤液へつけ、絞ったタオルで拭く
    • ・革やシリコーン含有洗剤使用不可の表示がある場合は、水やお湯につけて絞ったタオルで拭く
  • ③細長いブラシで靴内部の汚れやほこりをかき出す
  • ④インソールは洗剤液を含ませ絞ったタオルで拭く
  • ⑤靴ひもはホームクリーニング洗剤を薄めた水で揉み洗いする
  • ⑥風通しの良い日陰でしっかりと乾燥させた後、はっ水スプレーを使用する
  • ⑦靴ひもを上まで結びあげ、直射日光があたらない所で保管する

2-2.ザック

山登りのザックは、ポリエステルやナイロンなどの丈夫な素材を使用しています。とは言え、最低限のメンテナンスは必要であるため、正しく行いましょう。

ザックの適切なお手入れ&保管方法を、以下にまとめています。

  • ①ゴミや中身を取り出し、砂などは外ではらう
  • ②衣類用のブラシで汚れを落とし、濡れた雑巾で拭く
    汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤をつけて絞ったタオルを使用する
  • ③背中部分に抗菌・消臭スプレーを吹きかける
  • ④乾かしたらはっ水スプレーを吹き、ファスナー等は開けたまま日陰で乾燥させて保管する

2-3.レインウェア

基本的にレインウェアは、はっ水加工がされています。しかし使用を重ねたり、お手入れを怠った場合は、防水効果が薄れてしまいます。使用10回目前後がはっ水加工のお手入れの目安と心得ておきましょう。

はっ水効果を維持させるためには、使用後に毎回水で手洗いし、しっかり乾燥させて保管することがポイントです。また、5回に1度は非常に薄い専用洗剤で洗濯をかけると、より長持ちさせることができるでしょう。

洗濯機にかける場合は、以下の手順を試してください。

  • ①ファスナーを閉じ、コード類をゆるめてから洗濯機に入れる
  • ②洗剤が残らないようきちんとすすぐ
  • ③風通しが良く、直射日光があたらない場所でしっかり乾燥させる
  • ④乾燥後は当て布をしながらアイロンをかける

しっかり乾燥させるとはっ水効果を長く維持させることができます。アイロンをかけたあとは、風通しの良いクローゼットに保管しておきましょう。

2-4.防寒着

防寒着のお手入れを行う際はまず、衣類表示を確認しましょう。
ドライマークと手洗いマーク、またはダウン用洗剤があれば、自宅で洗濯できます。しかし、レザー・フェイクレザー・ウール表示のものは、基本的に自宅で洗濯できないため、クリーニングに出すことが基本となっています。

防寒着を洗濯機にかける場合は、クリーニングモードなどを使用しましょう。不安な方は、浴槽で手洗いをすることがおすすめです。水に洗剤の色がなくなるまで、しっかりすすいでください。

また、脱水はダウンが偏ってしまわないように、短時間での脱水を数回にわけて繰り返しましょう。おおよそ3回に分けて脱水を繰り返す程度が適切です。傷みを最小限にするためには、タオルにくるんで脱水することをおすすめします。

そして脱水させた後は、形を整えてハンガーにかけておきましょう。風通しの良い陰干しで、2.3日しっかり乾燥させることをおすすめします。

3.レンタルで揃えれば低コストでメンテナンスも不要

先述したように、日常的に使用するわけではない高額な登山道具を一式揃えることは、決して簡単なことではありません。また、山登り道具を購入した後は、メンテナンスの手間や適切な保管場所も必要になります。

「山登りをより楽しむためにも、専用の道具を使用したい」
「でも、高額であるため購入にずっと悩んでいる」

そんな方には、登山道具のレンタルがおすすめです。登山道具のレンタルは購入よりも費用が安く、自分でメンテナンスを行う手間がなくなることが大きな魅力です。自分のニーズに合わせて気軽にレンタルできるため、いつでも山登りを楽しめるでしょう。
専用の登山道具を使って、本格的な山登りを体験してみたいという方は、ぜひ登山道具のレンタルを活用してみてください。

まとめ

山登りをサポートする道具には、登山靴・ザック・レインウェアをはじめ、さまざまなものがあります。中には、登山専用の道具でなくても代用できる道具はありますが、本格的に、かつ快適に山登りを楽しむためには、やはり登山専用の道具を使用する方が良いでしょう。

しかし、登山専用の道具を一式揃えると、高い費用がかかるだけでなく、保管場所も必要になってしまいます。そのため、購入ではなくレンタルもおすすめです。ここまでの内容を参考に、ぜひ自分に合った登山道具を見つけてください。

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