富士登山向けセット
初めての富士山挑戦!そのための持ち物を紹介します
ついに7月となり、富士山が山開きを迎えました。 今年こそ富士山への登頂に挑戦したい!と意気込む方も多いのではないでしょうか? 登山では事前の準備がとても大切です。 例えば、装備に関することでは、点検や忘れ物がないかといったチェックまで、色々と必要になってきます。 特に初めての方は、「何を用意すればいいのか、分からない」という方もいるかもしれません。 今回のコラムでは、そんな初心者の方に用意してほしい「持ち物」について紹介します。
富士山は日本で最も高い山。
五合目まで専用のシャトルバスで行けるとはいえ、それでも3000m以上の標高の山に登ることになります。
夏の富士山は高度な登山技術を必要としないと言われていますが、あくまでもきちんとした装備と最低限の体力がある方が安全登山をできるということでしかありません。
まずは富士山に登るために必要な持ち物を一覧にして紹介します。
・基本的にはザックの中に収納している持ち物
以上のものが富士山に登る場合に必要になるものです。
「ジャージやスニーカーで登っているのをSNSとかで見たことあるし、必要ないんじゃないの?」と思っている方も多いのですが、安全登山という視点からはおすすめできません。
登ったら無事に下山するまでが登山です。 例えば富士山は3000mを超えるため、真夏でも山頂の気温は11月の平均並み。
さらに朝晩は冷え込み、5度以下になることも珍しくないという環境なので、フリースなどの防寒装備は夏の富士山では必須なのです。
これらの持ち物の中で携行しなくてもよい物を強いて挙げるとすれば、ストックと膝サポーターぐらいでしょうか。
どちらも普段から運動をしている健脚の方であれば「必ず必要」とは言えない装備です。
しかし、高地では疲労や高山病などで思わぬ怪我に繋がる可能性もあるので、やはり初心者は怪我防止のためにも持っておくと安心でしょう。
いくら富士登山に必要とはいっても、これら全てを購入しようとすると5万円から10万円の出費になります。
二度目があるかもわからない登山に、そこまでの出費を躊躇うのは当然でしょう。
そこで安全登山のための選択肢の一つとして考えたいのがレンタルです。
例えばこのコラムが掲載されているやまどうぐレンタル屋では、登山に必要な基本的な装備を人揃え安価でレンタルする初心者向けの12点セットなどがあります。
その他にも山小屋泊は初めてという方が山小屋泊に対応できるサイズのザックをレンタルしたり、登山靴やザック、レインジャケットといった基本的な装備を持っている方が不足分をピンポイントでレンタルしたり、と色々な利用方法があります。
やまどうぐレンタル屋は全国配送に加え、富士山の登山口(五合目)であれば、吉田ルート五合目店と富士宮五合目の2店舗、河口湖インターから車で2分の河口湖店、JR新宿駅から徒歩5分の新宿店と4店舗あります。
しっかりと事前に準備したい方は事前に配送で受け取り、店舗で返却すると身軽な状態で自宅に帰れます。
とにかくお得にレンタルしたい方は、店舗で受取、返却の手ぶら割がおすすめです。
配送であれば使用開始日の5日前、店舗では使用開始日の7日前から受け取れ、サイズ交換が必要な場合は配送でも店舗でも可能なので安心です。
使用開始日の前日までの連絡ですと、キャンセル料はかからないのも嬉しいところです。
「レンタルも選択肢に」と前述しましたが、レンタルできないものも当然あります。
水や行動食、トイレットペーパー、日焼け止めといった消耗品、肌着、救急用品などです。
特に肌着は綿のものは避けて吸汗・速乾性に優れた化繊のものにしましょう。 少々値が張るかもしれませんが、登山用かスポーツ用のものを着ているとかなり体が楽ですし、なにより登山以外にも使い道は沢山ありますから購入しても損はないでしょう。
富士山に挑戦するために必要な持ち物を紹介しました。
紹介したものは富士登山だけでなく、登山全般で必要になるものでもありますので、登山を趣味として続けるなら少しずつ揃えてみてください。
その際に注意点が一つ! 登山では荷物の重さがリスクになり得ます。
重たい持ち物を長い時間背負っていると疲労が倍増しますし、重たい荷物で体が振られて転倒や滑落の危険もあります。
必要なものを厳選し、しっかりと事前に準備した上で雄大な富士山への登山を楽しみましょう!
(品川)